アジアの資金力 世界不動産投資市場で最強に

Cross border real estate investment flows 2017
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  • 世界投資額は2017年1.62兆米ドルを達成
  • 投資総額の半数以上をアジアの資金が占める>
  • ロンドンはブレグジット不安を乗り越え、国際マネーから魅了される投資先に
  • 2018年世界投資総額はさらに伸びる可能性あり

東京、2018年3月14日 – 不動産総合サービスのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(日本本社:千代田区永田町)は、年刊不動産投資市場レポート「グローバル・インベストメント・アトラス2018」を発表しました。このレポートは、2017年の国際的な投資パターンを分析しながら、2018年の市場パフォーマンスを予測しています。それによると、2017年は前年の1.43兆米ドルを上回る過去最高の投資額1.62兆米ドルが世界で不動産に投資され、なおかつ2018年は更なる伸びが期待されると報告されました。

この潮流の背景にあるのはアジアの投資家です。全世界で投下された総資本の半数以上、また国をまたがるクロスボーダー投資活動の46%を占めるに至りました。豊かな投資源は留まることなく増え続けており、アジア勢は今後も世界市場で優勢になるとみられます。  




本レポートによると、アジア太平洋(APAC)地域からのクロスボーダー投資は世界の主要市場でそのプレゼンスを強めました。一方、この動きは米国では例外と成りました。マーケットサイクルや規制の不確実性などを要因として、米国への投資額は減少しました。この米国への投資額減少は同時に欧州への投資額上昇へとつながりました。中国の一帯一路構想の礎となる大型投資を含め欧州におけるAPAC地域からの投資は対前年比で96%の伸長を見せています。都市レベルで見るとロンドンは、ブレグジット不安も沈静化し、長期的に見た都市としての魅力とポンド下落によって、国際的な投資プレイヤーから最も投資したい先に選好されています。

その他の地域では、欧州が3年続けて記録的な成長を示したものの、中東は2012年以来の低調な投資高となりました。アジアでは、中国北京が上海を上回り対前年比105%の投資高を記録しました。南米は景気後退期を脱しはしましたが、北米からの投資が29%減となるなど、史上2番目に低い投資高でした。北米は好調な景気にもかかわらず、海外からも国内からも投資が低迷し6.9%減となりました。とは言え明るい兆しも見えます。カナダの投資は12.0%増加し、米国向けの投資余力(いわゆるドライパウダー)が過去類を見ないほど積みあがっています。

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド、欧州投資部門責任者であり本レポートの著者であるデイビッド・ハッチングスは次のようにコメントしています。「世界の貿易戦争は懸念材料と言えますが、堅調な経済機運や逼迫した人材市場は更なる事業投資を誘発します。自信の高まりとともに投資の資金も増加し、収入から成長へと急速に軸足が変わっていくことでしょう。」

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド、日本リサーチ・ディレクター、鈴木英晃は次のように洞察しています。「不動産市場全体での価格の高止まりを感じるものの、それでも海外投資家、特に大規模な機関投資家は依然として日本での投資機会を狙っています。日本という成熟した市場で安定したインカムアセットを低調達コストで取得する、という考え方自体が彼らのポートフォリオ戦略の一部になってきているためです。直近では、今まで海外投資家にとって物件取得が難しかったプライムアセットも、上場リートの減速も相まって、市場に売りに出てくる例が見られてきました。マクロ環境が大きく変わらない限り2018年もこの地合いは続いていくことでしょう。」  

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